博多のうどん
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「饂飩蕎麦発祥之地」博多
博多駅前にある承天寺には、「饂飩蕎麦発祥之地」と記され た石碑が建てられており、博多は有力なうどん発祥の地とされています。
承天寺を開山した聖一国師は、製粉技術が記された「水磨の図」(国宝、重要文化財)を宋より持ち帰り、饂飩蕎麦の製法を伝えたとされています。
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博多の食文化とうどん
博多といえば豚骨ラーメンが有名ですが、実はうどん文化も 根強く、多くの店がひしめき合ううどん激戦区です。
博多うどんの特徴は、ふわふわのやわい麺と味わい深いすめ。
特別な食事ではないうどんだからこそ、「飽きのこない」味にこだわっています。
こだわり
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1
芯までやわい※2麺
コシがなくふわふわでやわい※2のが、博多うどんの特徴。
※2 やわい・・博多弁で「柔らかい」の意味です。
当店の麺はやや細めで、芯まで均一に茹でて柔らかくしています。
前日に練ったものを一晩ねかせ、気候に合わせて水分量や捏ね方にこだわっています。
茹でおき麺を注文後に温める方法も、忙しい商人たちに素早く提供するために生まれた、博多うどんの伝統スタイルです。 -
2
透き通ったすめ※2
当店のすめ※3は、透明度の高い金色色。
※3 すめ・・博多ではうどんの出汁のことを「すめ」と呼びます。
出汁の材料は、カツオ節、サバ節、ウルメ、イリコ、アゴなど。
丹念に灰汁をとり、決して沸騰させないように、丁寧に時間をかけて煮出しています。
あっさりとした中に優しい旨みが残る、博多ならではの風味豊かな味わいです。
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3
こだわりの水
「どんなにいい材料を使っても、根底にある水を綺麗にしないと美味しくならない。」
そう考えるからこそ、当店では水にこだわり、水道水に含まれるカルキを抜いて、不純物が入らないように専用の貯水槽でまろやかに仕上げています。
麺や出汁はもちろん、飲料水や氷の水も一貫してこだわりの水を使用しています。